製薬会社の開発パイプラインについて

就活生向け

こんにちは!

Chankです。

 

本日は製薬会社の開発パイプラインについて、記事を記載させていただきます。

開発パイプラインとは、実用化に向けて臨床試験や開発を進めている新規医療用医薬品のことです。

我々現役MRも自社・他社含めて開発パイプラインの状況は定期的に確認をしていますが、就活生も企業選びの際は、絶対に確認をしておくべきであります。

なぜ確認をする必要があるのか?なぜMRが開発パイプラインを確認しているのか?など説明をしていきたいと思います。

 

なぜ就活生が開発パイプラインを確認する必要があるのか?

就活生が開発パイプラインを確認する理由は、下記の通りでございます。

①:その会社の目指す方向性がわかる

②:自分のしたいこととマッチしているか確認できる

③:会社の将来性をチェック

 

①:その会社の目指す方向性がわかる

開発パイプラインを確認することで、その会社の5年後ぐらいまでの方向性はある程度把握できます。

例えば、今は売上のほとんどが生活習慣病の治療薬であったとしても、開発パイプラインの第Ⅲ相での臨床試験で、悪性腫瘍のものがいくつかあるとすると、抗癌剤の薬価は高額であるので、数年後は抗癌剤が売上の大半を占めるようになるだろうと想像ができます。

ただ、第Ⅲ相臨床試験であったとしても、残念ながら有効性が確認されなければ、発売には至らないため、製薬会社の10年後までは読むことができないと言われております。

今は業績良好でも10年後はどうなるかわからないのが製薬業界でございます。

 

②:自分のしたいこととマッチしているか確認できる

まず就活生で、会社を選ぶ際には、自分がMRとして扱ってみたいと思う領域の薬剤が、その会社で開発されているのか確認しておきましょう。

抗癌剤を担当したい!と思って入社しても、その会社で抗癌剤を扱っていないと、自分のやりたいことをその会社ではできないということになりますので、折角入社したのに勿体無いです。

また今は抗癌剤がメインでも、開発パイプラインを見ると、別の領域の薬剤ばかり開発していると、何年後かは別の領域になっているかもしれません。

そこまで未来を予想できないかもしれませんが、面接のときなどに、志望理由で5年後10年後まで開発パイプラインを見て考えていると、良く研究しているねという評価にも繋がると思うので、見ていて損はないと思います。

 

③:会社の将来性をチェック

もしかするとここが一番重要かもしれません。

開発パイプラインを見るときに、絶対見なければならないことは、第Ⅲ相臨床試験がいくつあるのか?ということです。

第Ⅲ相臨床試験は会社の未来を考えるうえで、一番重要なファクターでございます。

薬が発売されるまでには、基礎研究→非臨床試験→臨床試験(第Ⅰ相~第Ⅲ相)→承認申請とあり、10年以上かつ300億円程度かかるとされています。

実質、第Ⅲ相試験は新薬発売における最後の壁でございます。

確立にすると12,888分の1の確立と言われています。

会社が大事に大事に努力を重ねて、育ててきた新薬の卵が、第Ⅲ相臨床試験であります。

なので、第Ⅲ相臨床試験がそもそもほとんどない会社は、数年間は新薬が発売しないということになりますので、第Ⅲ相臨床試験の確認は最重要確認事項になります。

 

なぜMRが開発パイプラインを確認しているのか?

この理由は人によりけりですが、私の場合は転職と会社の未来を確認するためです。

MRの業界は、転職が多い業界であります。

転職が自身の年収を上げる一つの方法であることと、扱う領域が一緒なら転職後も強みをダイレクトに生かすことができるからです。

製品の知識も顧客との関係性もダイレクトに生かせるので、他業界とは少し異なるかもしれません。

また会社の未来の確認の理由ですが、先程お伝えしましたが、製薬業界は10年後までは予測が全くできない業界です。なので、今の会社は大丈夫なのか?と確認する意味でも定期的に確認するようにしています。

 

総括

如何でしたでしょうか?

本日は製薬会社の開発パイプラインについて、記載をさせていただきました。

製薬業界も高齢化・医療費削減・後発品の浸透など、色々な課題はありますが、医療貢献できるという素晴らしい業界だと思います。

新しい薬を待っている患者さんもいるので、そういう患者さんを1人でも多く救うことができる会社に入って、MRという仕事をしてもらいたいと思います。

それではまた宜しくお願い致します。

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